平安時代の基本的な確認プリントです。桓武天皇の平安京への遷都から、平氏がほろびるまでを扱います。政治の実権が天皇から藤原氏へ、上皇へ、そして武士へと移っていく流れの中で、人物とできごとを結びつけて覚えていくようにしてください。
歴史の基本まとめプリントはこちらにあります

学習する内容
新しい都と東北への進出
奈良時代の終わり、仏教の勢力が政治に口出しするようになり、天皇はそれをさけるために都を移しました。同じころ、朝廷の支配がおよんでいなかった東北地方へも軍が送られます。
- 794年 桓武天皇が平安京に都を移す
- 797年 坂上田村麻呂が征夷大将軍に任命され、東北地方へ送られる
- 平安京が置かれたのは現在の京都市
新しい仏教と中国との交流
中国へわたった僧が新しい仏教を伝え、都からはなれた山に寺が建てられました。やがて中国のおとろえと航海の危険から、使いを送ることそのものが取りやめになります。
- 平安時代のはじめ 最澄が比叡山に延暦寺を建て、天台宗を開く
- 同じころ 空海が高野山に金剛峯寺を建て、真言宗を開く
- 894年 菅原道真の提案で遣唐使が停止される
- のちに中国では宋が国内を統一する
天皇と貴族の結びつき
娘を天皇のきさきにし、生まれた子を次の天皇にすることで、一つの一族が政治の実権をにぎりました。11世紀にはその全盛期をむかえます。
- 天皇が幼いときは摂政、成人してからは関白の職について政治を動かす(摂関政治)
- 11世紀 藤原道長と、その子の頼通のころに全盛期をむかえる
- 藤原道長が「この世をば」の歌をよむ
- 1086年 白河上皇が院政を始める
貴族の文化と暮らし
遣唐使が停止されると、日本の気候や生活に合った文化が育ちました。かな文字が生まれ、宮廷に仕えた女性たちの手ですぐれた文学が次々に書かれます。
- 遣唐使の停止後 国風文化が栄える
- 漢字を変形させたかな文字がつくられる
- 貴族は寝殿造の住まいに住み、大和絵がえがかれる
- 紫式部が「源氏物語」、清少納言が「枕草子」を書く
- 紀貫之らが天皇の命令で「古今和歌集」をまとめる
極楽への願いと地方の争い
世の中が乱れると、死後に極楽浄土へ行くことを願う信仰が広まりました。一方、地方では武器を持った者たちが力をつけ、大きな反乱を起こします。
- 平安時代の中ごろ 浄土信仰が広まる
- 藤原頼通が宇治に平等院鳳凰堂を建てる
- 奥州藤原氏が平泉に中尊寺金色堂を建てる
- 935年 平将門が関東地方で反乱を起こす
- 939年 藤原純友が瀬戸内海で反乱を起こす
平氏の政治と滅亡
都で二度の戦いが起こり、勝った武士が武士としてはじめて朝廷の最高の位につきました。しかし一族で位を独占したため不満が高まり、源氏に追われて滅びます。
- 1156年 保元の乱、1159年 平治の乱が起こる
- 1167年 平清盛が太政大臣となる
- 大輪田泊を整え、宋との間で日宋貿易を行う
- 平氏は厳島神社をあつく信仰する
- 1185年 壇ノ浦の戦いで平氏がほろびる
学習のポイント
- 政治の実権が天皇から藤原氏、上皇、武士へと移っていく順番を、年号と結びつけて言えるようにしましょう。
- 人物は「だれが・何をした」をセットにして、人物カードをつくって確認するのがおすすめです。
- 文学作品は、作品名と作者を必ず組にして覚えます。作品名だけ、作者だけを覚えると答えられません。
- まちがえた問題に印をつけ、日を空けてもう一度解き直しましょう。
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