室町時代の基本的な確認プリントです。後醍醐天皇の政治が失敗して足利氏が京都に幕府を開いてから、応仁の乱をへて戦国の世になるまでを扱います。将軍の力が強まってからおとろえていく流れの中で、人物とできごとを結びつけて覚えていくようにしてください
歴史の基本まとめプリントはこちらにあります

中学受験歴史プリント(改訂版) 古代〜安土桃山時代
歴史の重要事項の穴埋めプリントです。歴史は機械的に丸暗記していると、テストのたびに何度も覚え直さなければならなくなり時間の無駄になります。重要なことは歴史の流れの中で自然に覚えていくような学習方法を考えてください。歴史の学習にはこのようなプ…
学習する内容
建武の新政と南北朝の動乱
鎌倉幕府がほろびた後、天皇中心の政治が始まりましたが、武士の不満が高まって2年ほどでくずれました。
- 1334年 後醍醐天皇が建武の新政を始める
- 足利尊氏が兵をあげ、京都に新しい天皇を立てる(北朝)
- 後醍醐天皇は吉野(現在の奈良県)にのがれる(南朝)
- 二つの朝廷が約60年間争う(南北朝時代)
室町幕府のしくみと南北朝の統一
足利尊氏が京都に幕府を開き、第3代将軍が二つの朝廷をまとめました。
- 1338年 足利尊氏が征夷大将軍に任命される
- 1392年 足利義満が南北朝を統一する
- 将軍の補佐役として管領、関東の支配のために鎌倉府が置かれる
- 守護は国全体を支配する守護大名に成長する
中国との貿易
中国の明が倭寇の取りしまりを求め、足利義満がこれに応じて貿易を始めました。
- 倭寇が中国や朝鮮半島の沿岸をあらす
- 1404年 足利義満が日明貿易(勘合貿易)を始める
- 勘合は、正式な貿易船であることを証明する合い札
- 日本は銅銭や生糸を買い入れ、刀剣や銅を売る
琉球王国と蝦夷地
南と北でも、海をこえた交易が行われていました。
- 1429年 尚氏が沖縄島を統一し、首里を都とする琉球王国を建てる
- 琉球王国は、輸入品を別の国へ売る中継貿易で栄える(現在の沖縄県)
- 蝦夷地では、アイヌの人々が本州から来た和人と交易する
- 1457年 コシャマインが戦いを起こす
産業の発達と村や町の自治
農業と商業が発達し、物を運ぶ業者や同業者の団体があらわれました。
- 同じ田畑で米と麦をつくる二毛作が広まる
- 定期市が月6回開かれ、明銭などが使われる
- 馬借が馬で、問丸が船で物を運ぶ
- 商人や手工業者が座をつくり、営業を独占する
一揆と町衆
団結した農民が立ち上がり、京都では商工業者が町を動かしました。
- 農民が惣をつくり、寄合で村のおきてを決める
- 1428年 正長の土一揆が起こり、徳政令を求める
- 京都では町衆が町の政治を動かし、祇園祭を復興させる
応仁の乱と戦国大名
将軍のあとつぎ問題から大きな戦乱が起こり、各地で実力のある者が力をのばしました。
- 1467年 足利義政のあとつぎ問題などから応仁の乱が起こる
- 身分が下の者が上の者に打ち勝つ下剋上が広がる
- 1485年 山城の国一揆、1488年 加賀の一向一揆(現在の石川県)
- 戦国大名が分国法を定め、城下町をつくる
室町時代の文化
公家と武家の文化が混じり合い、民衆の間にも文化が広がりました。
- 足利義満が金閣を建てる(北山文化)
- 足利義政が銀閣を建てる(東山文化)
- 書院造が今の和室のもとになる。禅宗の寺に枯山水の庭がつくられる
- 観阿弥・世阿弥が能を大成し、合間に狂言が演じられる
- 雪舟が水墨画を大成し、「一寸法師」などの御伽草子が読まれる
学習のポイント
- 足利尊氏・足利義満・足利義政の3人は、名前とできごとを表にして整理しましょう。
- 1392年、1428年、1467年、1485年、1488年は、できごとの名前と組にして順に言えるようにしておきます。
- 吉野、沖縄島、加賀は、地図帳で位置を確かめながら覚えます。
- 金閣と銀閣は写真を見比べて、建てた将軍と文化の名前を組にして覚えましょう。
- プリントは答え合わせの後、まちがえた語句だけを書き出して、翌日もう一度解き直すと覚えやすくなります。
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