ニュートン算の基本的な問題です。
ニュートン算とは、ある量が一方では増え、また一方では減っていくような状況のとき、その物の数量を求めたり、はじめの数量を求める問題です。
ニュートン算には
- トイレに並んでいるときに、トイレの列が減る一方で、さらに列が増えていく状態。
- 牧場で牛が草を食べる一方で、草が生えてくる状態。
- 池のポンプで水をくみ出す一方で、水がわき出る状態。
などの状況があります。
解き方は線分図やグラフに表す方法があります。
このプリントでは、牛が牧草を食べる解き方のパターンで解いていく方法のプリントです。いろいろな問題を解いていく中で、自分がやりやすい方法を身につけてください。
例)ある牧場で、牛を6頭入れると、6日間で食べつくす草が生えています。8頭を放牧すると4日間で食べつくします。5頭の牛を入れると何日で食べつくしますか。、草は毎日一定の割合で生えるものとし、またどの牛も1日で食べる草の量は同じであるとします
牛1頭が1日に食べる牧草の量を1とします。
牛6頭が6日で食べる牧草の量は、6頭×6日=36
牛8頭が4日で食べる牧草の量は、8頭×4日=32
この牧場で1日に増える牧草の量は、
(36–32)÷(6日-4日)=4÷2日=2
最初に生えていた牧草の量は、
36–2×6日=24
牛5頭を入れることにより、1日で減らす量は
5-2=3
牛5頭が食べた場合に食べつくすまでの日数は、
24÷3=8日
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問題は追加する予定です。
ニュートン算の基本
ニュートン算の練習問題