円すいの展開図から表面積を求める問題です。
学習のポイント
円すいの表面積の基本的な求め方はこちらで解説しています。
柱体、すい体の体積・表面積
柱体やすい体の体積、表面積の問題です。
体積を求める公式は分かりやすいので覚えるのに苦労することはないと思いますが、複雑な問題になってくると計算力が必要になります。
また、円すいの表面積に関する問題はやや難しくなります。よく出題...
問題例
下のような円すいの展開図の表面積を求めます。
側面のおうぎ形の中心角は
の式から
母線の長さ×中心角=底面の半径×360° となります。
よって
母線の長さ×120°=3×360°
母線の長さ=3×3=9cm
また、側面のおうぎ形の面積は下の式で求められます。
母線×半径×3.14
側面積=9×3×3.14=84.78cm
底面積=3×3×3.14=28.26cm
表面積=底面積+側面積
84.78+28.26=113.04㎠
となります。
円すいの表面積の問題は最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくれば解くのも早くなってくると思います。
公式の暗記として覚え込むより、問題を解きながら表面積の求め方のパターンを自分でつかんでいくようにしましょう。
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